GW帰省に合わせ、行ってきました万博。開幕前/後は巷間さまざまなトーンで話題が提供された国策イベント、現地はどんな雰囲気だろうか?を感じて来れた
ひとこと結論
「百聞は一見にしかず」そのもの。以下にあれこれ残したテキスト・写真では表現しきれない、万感の空気がある。それを感じ取れただけでも価値はあった
- ひとこと結論
- 今回の訪問目的
- 建築を見て歩く楽しみ=パビリオン建物が壮観
- 大屋根リング
- 会場全景
- 飲食環境
- マップ
- 決済手段
- パビリオン(今回は全スルー)
- アクセス
- 再訪は?
- 終わりに:メディア情報の概観
(※記載内容・写真はすべて 2025/5/4 時点のものです)
今回の訪問目的
- 「大屋根リング」に上がって1周歩きたい!
- 大阪出身として「一度は訪問しておかないと」が何となくあり
- 1970年大阪万博の時代はわからないけれど、そのレガシーたる「太陽の塔」「万博記念公園」のわりと近所の土地で育った人間として「大阪」×「万博」になじみを感じている
- 今回は無理せずスルーしたこと=パビリオン訪問
- GW真っ只中、「当日予約可の/予約不要のパビリオン」はいずれも大行列が予想でき(実際そうだった、)最初から訪問予定に加えず
建築を見て歩く楽しみ=パビリオン建物が壮観
- 自国の特色出すぞと工夫したファサード(正面外観)が楽しい。さながら「平和な各国"建築"バトル」と、着いて歩いてすぐ気がつく
- 正式名称「2025年日本国際"博覧"会」の通り、自国の文化を博覧されるがための、(予算的にも)渾身の各国プレゼンテーション成果
- 建物鑑賞/撮影が好きなら(パビリオンに入らなくても)ここでかなりの時間を過ごせそう。油断するとカメラのバッテリーが減る減る…
- 「夜歩くのもいい」意見はおそらく、各パビリオンのライトアップも独創的なのだろう
大屋根リング
リング下
- 木の香り豊か、ドリンク自販機多数。「いまはどこにいる」を示す案内板も多数、そばには道案内役の会場ボランティアさん
- このリング下通路にはとにかく、よく風が通っていた。夏場はどうなるだろう? 日陰で風もある、となれば皆このリング下通路で休む人が多そう
リング上
- 建築物としては「大屋根リング屋上」。リング下通路の各所にあるエレベーターまたは階段で上がれる。リング内側方向から乗降できるエスカレーターも数か所あり
- 頑丈な木造、幅広の通路。周回ほぼ2km、予定通り一周ウォーキングした。ランニングしたくなる気分(走ってません)
- 閉会後、解体前の期間に、何らかランニングイベント・大会が企画されると予想
- トイレ/ドリンク自販機は無し
- リング上からリング内側に目を落とすと、「背の高いパビリオンの上部」「アメリカ館の長い行列がどれくらいか」などが眺められる
- リング外側には、神戸港や大阪湾の工業地帯が一望できる
- (これは予想していなかったけれど)海風が常にあるので涼しい。おそらく夏場もある程度涼しく、夜風はかなり気持ちよさそう
会場全景
- 日焼け対策=必須。リング下通路・パビリオンなど建物内「以外」は、「日焼けしに行くようなもの」と準備していくのがよい
- ベンチがそこかしこにある。自然と回遊する構造になっており、「歩き疲れる」ことを前提とした設備
- トイレ:場内にバランスよくある。ただしリング内は数が少なめ、ほぼ行列ができていた。リング外に配置されたほうが使いやすい
- 「E12」の脇にあるトイレは、階段の裏手にあり目立たないためか空いており穴場
飲食環境
- 飲食:リング外に店舗は多い。国内展開する店舗が多く、一部エリアにはフードトラックもでていた
- 給水機(無料):ボトルを差し出すと冷たい水が注入される(空のペットボトルも可。)けっこう各所にあり、暑くなると重宝しそう(=行列ができそう)
マップ
- 紙マップ(¥200):東/西ゲートそばなど、場内数か所で購入できる。おそらくあったほうがよい
- 一方、公式アプリ(版の地図)は、自分の現在地がわかるのが便利そう
- 後日に存在を知った以下アプリ「パーソナルエージェント」も便利そう
決済手段
- 「会場内はオールキャッシュレス」はその通り
- ただし現金でプリペイドカードを買える場所があり、「今日の手持ちは現金のみ…」な人もこのカードを買えば、場内あれこれの決済は問題ないのでは
パビリオン(今回は全スルー)
- 外を歩くだけだと各パビリオン「内」はほぼ見えず、「このパビリオンは行列が長いが、何が人気なのか?」はよくわからない
- 大多数のパビリオンには地図上でレストラン「🍴」マークがあり、その飲食が人気なのかもしれない
- パビリオン巡りならこの方↓の共有情報(自作マップ)が素晴らしい
- パビリオン入場を試みるなら、どうやら事前予約は必須なようである。当日の行列に並ぶと、訪問可能箇所は減るだろう
アクセス
今回は何となく「船便+西ゲート着」ルートにした。結果=出港時刻~西ゲートから入場=1時間弱、予想よりはかなりスムーズだった
船(万博シャトル)🚢
- JR ユニバーサルシティ駅から徒歩5分、「ユニバーサルシティポート」着
- 09:50 出港。定員80名の船、乗客は10名弱
- 10:12 桟橋到着、大型観光バスに丁寧に案内される
- 10:15 観光バス出発
- 10:23 第一交通ターミナル着。目の前には広大な広場、その奥に西ゲートが見える
西ゲート
- 「西ゲート」「11:00」で来場予約していた。10:30 前に到着した時点で「11:00」予約者の行列は数百人。さすがGW
- ただしこのとき、入場ゲート自体は閑散。「9:00」「10:00」予約の人が入場できる状態。そういう人はあらかた入場済みだったからと思われる
- 行列そばの家族連れから聞こえた言葉「アメリカ館は効率わるい、まずイタリア館いこ」 → 何度か来ているのだろう
- 出港時刻からは1時間弱。予想したよりはかなりスムーズ。もし東ゲートだった場合はよくわからない
再訪は?
- 検討中!パビリオン訪問・夜間訪問を含め何度か来たい場所なのは確実
- 近隣に住んでいれば「通期パス」購入は確定だったなあ。東京からの往復交通費をどう天秤にかけられるか。。これは「ボランティアに応募しなかった理由」と近い
- 4-5月中は、入場者向けに「通期パスの割引コード(5/31まで有効。大人 \30,000 -> \24,000)」が配布されている。15時以降にゲートそばでもらえた
- 「夏パス」があるなら、「(通期の)夜パス」があってもいいのにとは思う
終わりに:メディア情報の概観
- 関東(首都圏)でネット・メディアを通してみる報道は概してネガティブ。行列が…建築遅れが…ガスが…税金が…
- 関西(大阪)では上記がほぼみられない。「実際に来てほしい」「行きたくなる」情報をポジティブに流すほうが効果的だからだろう
- 「悪貨が良貨を駆逐する」を今般のアテンションエコノミー界隈に当てはめるならば、
- 悪貨(ネガティブな情報)と良貨(ポジティブな情報)が混ざった状態でもいいので、とにかく露出・認知を上げるのが効果的、という戦略が見える
終了後、「大阪・関西万博、いい万博だった」と語られ続けるレガシーとして残りますように。