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マラソン/ランニング。IT寄りの/IT以外の日常。美術展/建築/工業デザイン。長文でもなるべく読みやすく構成する文章練習帳

12球団ホームスタジアム探訪記2023

2023/4~9月に訪問した12球場。このビールのアングルをキープ。笑

概要(何をしたのか)

  • 冒頭の写真がすべてを語る!
  • 「野球場の客席でビールを飲む」をミッションに、12球団の本拠地球場を1シーズンで訪問。4月上旬(ZOZOマリン)から開始、9月中旬(エスコンF)に完遂できた
  • <スタジアムごとの探訪記は末尾に↓↓>

背景(なぜこんなことしたのか)

もちろん今年初旬のWBC

  • 競技スポーツとしての野球への注目度は明らかに例年より高い。それは4月初旬、ZOZOマリンスタジアムの満員御礼でかなり感じた

野球場の雰囲気を味わいたい

  • この現代、それぞれの球場が、野球自体に興味ある/ない問わず、家族連れなど多様な人々が訪問しやすいテーマパークになっている
  • 訪問をいざなうfunの雰囲気づくり・試合前や試合中の企画などなど、どの球団もスタジアムも工夫しているだろう。どんな特徴があるだろう?

「できたらおもしろいかも?」スタンプラリー的興味

  • 自分の中のパワーポイント職人が一瞬顔を出し、気が付くとスタンプ帳のような画像ができていた

自家製スタンプシート(by Microsoft PowerPoint

詳細(どう計画したか)

  1. 「各本拠地球場を1シーズンで訪問」は物理的にはもちろん可能。各チームそれぞれが(CS+日本シリーズ除き)年間143試合行うわけで、どれかを選んでいけばよい
    • ただし「土日祝を中心に」×「遠方の球場を含めてカバー」となると、途端にプロ野球日程表とにらめっこが必要
  2. 日本地図を横目に、プロ野球日程表を数か月先までたどり、日程・行程の線を引く
    • 「遠方の複数球場はできればまとめて(=同じ週末で)回りたい。なるべくreasonableな行程にできるか」は春の段階で念頭にあった
  3. 日程決まれば→チケット購入・宿泊+交通予約

7月3連休の福岡→京都(祇園祭)→甲子園、9月3連休の広島→新千歳は行程工夫の結果。我ながらタフな行軍だったけれど、まあ、やってみればいけた


どこのハードルが高かった?

東京在住であれば自然と以下の順:

  1. 西日本が遠い(福岡・広島・甲子園)
  2. 北海道:距離のわりに意外と遠いイメージはない。北海道マラソンで訪問慣れ+航空便一択で選択肢が絞られる
  3. 名古屋・仙台:さらに行きやすい。新幹線一本。到着した主要駅からのアクセスも比較的よい
  4. 首都圏(所沢・千葉):意外と上記と同程度。"近くて遠い"球場
  5. 首都圏(上記以外):行きやすい。在来線の範囲

チケット取りづらさ:

  1. 阪神:試合日1か月前くらいから探せば大丈夫…と思ったら全然ダメで、2か月先の日程にようやく空きを見る状態だった。人気の証
  2. 広島:阪神ほどではないけれど、1-2週間前だとほぼ空きがない。内野自由席の設定がありそれを買えた
  3. 横浜:1週間前ではほぼ埋まっていた
  4. 上記以外:客席の場所を選ばなければ、まあ割と直前でもどこかは購入できた

※前提

  • どの試合も、各球団が運営するサイトへの無料会員登録は必要
  • 一方、(チケット予約が先行で行える)いわゆるファンクラブ系会員登録は、どの球団のものへも行わずの状態

結果(全訪問後の今の印象は?)

  • 楽しい思い出になった。予定に沿って気軽に赴き→座席を探して座り→食事やビールを買い→応援スタイル・ビジョン見やすさの特色など何となく眺めながら→試合なりゆきを見守る
  • スタジアム・球団の企画力を比較しよう!というほどの意気込みはなし(比較表など作ってしまうと、逆にあまり楽しめないのかも?とは思っていた)

といいつつ、せっかく巡ってきたのでいくつかの観点で挙げてみる:


印象に残った○○

※一部内容は、各スタジアム探訪記(末尾のリンク)と重複します

スタジアム

  • 楽天モバイルパーク宮城
    • 選手やフィールドとの距離感が近く感じる。きっと(観に行ったことはないけれど)メジャーリーグのクラシカルな球場はこんな雰囲気なのかも?と思わせる何かがあった

チケット購入サイト

  • 千葉ロッテマリーンズ
    • 球場の平面図で座席を選ばせる点はほぼどこも共通。このチームのサイトは、その選択時のレスポンスがぬるぬるとスムーズ、かつ「通路側の座席」に絞って検索させてくれるなど、顧客視点をよくとらえているなと
    • ZOZOTOWNなどECサイトのノウハウがおそらくかなり活かされている

企画

  • 北海道日本ハムファイターズ
    • 設計時点からテーマパーク感をふんだんに交えたスタジアムだな、という点が随所に。訪問するとおそらく誰もが感じる点
    • イニング間に流される定番「YMCA」→それに合わせ踊る観客をカメラがとらえ→みなほっこり笑顔、など、「この場にいられてよかった」と感じさせてくれる
    • メールマガジン文章や発信頻度。実際そんなに行かないのに、ファンクラブに入ってみようかと思わせてくれる

客席からフィールドの見やすさ

  • ベルーナドーム
    • 客席が「積み上げる」でなく「掘り下げる」構造のため、フィールドを眺める客席の傾斜が、他球場に比べなだらか。「グラウンドレベル」を感じられる客席がおそらく多いはず
    • 高い階層から見下ろす視点も好きだけれど、この球場の場合、各選手のスイング、守備、ピッチングフォームなどわかりやすく感じた(もちろんどの位置から観たかによりますが)

ビール

  • 京セラドーム
    • 選ぶビールはブランドにはこだわらず、そのとき飲みたいと思ったものを選んだ。ここで「サントリー プレモル 香るエール」がやけに美味しかった。選べる銘柄も結構多かったように思う

フード

今後(来年はどうする?)

  • 二軍の球場巡り?
    • 来期はイースタン・ウエスタンとも+1チームのよう。アクセスの手間が(一軍の球場よりは)かかる球場が多そうだけれど、入場料金面・チケット争奪にならない点はプラス
  • 台湾プロ野球も観てみる?
    • 6球団。さすがに週末x1では無理か、またはどこかの連休でチャレンジするか
  • もちろん今季行った球場の再訪も
    • 試合数が多いため、行きたいときを決めて+探して、がやりやすく、自分(や同行者)の都合を合わせやすいのは、商業・文化として定着した日本プロ野球ならではですね

探訪記x12

セ/パ チームごとリンク

2022年順位(左1位→右6位)を尊重し並べました。球団名でのリンク一覧でどうぞ

1 2 3 4 5 6
東京ヤクルト 横浜DeNA 阪神 巨人 広島 中日
オリックス 福岡ソフトバンク 埼玉西武 東北楽天 千葉ロッテ 北海道日本ハム

訪問月ごとリンク

リンク先は上記と同じです

2023/4月

2023/5月

2023/6月

2023/7月

2023/8月

なし

2023/9月